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2019年4月~2020年3月
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第22週が始まりました!!

笑顔でさようなら(*^o^*) 第22週が終わりました!
11月1日(金)曇り
活動の振り返り、清掃活動、お別れ会


初日の「出会いの集い」では不安な顔。
最終日の「お別れ会」では、笑顔、笑顔。

さまざまな活動を通して人とかかわる中で、自分のよさを見つけたり、他の人のよさを見つけたり・・・。
初めて出会う人、ちょっと知っている人、何度も出会っている人。
それでもその週に集まったメンバーで過ごすのはその1回きりです。

「初めてやまびこの郷に来たので、最初はすごく緊張していたけれど、みんな優しくしてくれて嬉しかったです」
「みんな優しかったし、いろいろ教えてもらいました」
「とっても楽しい4泊5日でした。ふだんできないことを経験させてもらって充実していました」
「人と喋るのが苦手だったけれど、自分なりにできたかなと思います」
「初めての宿泊で、不安なことも多かったけれど、にぎやかで、家に帰ったら静かなのでさびしく感じそうです」
「体調が良くないときがあったけれど、終わってみたら楽しかったです」

11人全員が4泊5日できたことは、すごいことなんです。
できた!ことを自信にして、ぜひ今の自分よりもほんの少しがんばればできることを目標に、一歩踏み出してくれることを願っています。
そして、みんなのことをスタッフ全員応援しています。

また、出会いたいです。

(書き手:まっちぃ)



 
一面の銀世界!
10月31日(木)晴
「遠くへ出かけよう」 砥峰高原~峰山高原


砥峰高原は、日本でも有数のススキの大群生地です。
もともとは、茅を伐採するための環境づくりとして高原の山焼きが行われ、
その結果ススキが群生することになったそうです。
また「ノルウェイの森」「軍師官兵衛」などのロケ地としても知られています。

「とのみね自然交流館」に到着して高原を見渡すと一面の銀世界…思わず感嘆の声が漏れます。
そんな中、男の子たちは「お腹空いた~早くお弁当食べたいな~」と
早くも昼食が待ち遠しいようです。正に、花より団子…(笑)

しばらく歩き、展望台に着くと待ちに待ったお弁当です!
秋空の中、大自然の中で食べるお弁当は最高です。

その後、クヌギやナラの林を歩き峰山高原へ…
10時45分にとのみね自然交流館を出発して、2時45分に峰山高原ホテルリラクシアに到着!
約8.5Kmを12人全員が完歩しました。大変な道のりでしたが頑張りました!
(書き手:こんちゃん)
体を動かすって、超気持ちいい!!
10月30日(水)晴れ
自分で選ぼう(スポーツ活動)


「今日のスポーツは、のびのび広場でスタートします」
と、担当のきゃすりんがアナウンスしています。
気持ちのよい秋晴れで最高のコンディションの中、スポーツ活動が始まります。

ウォーミングアップの後は、みんなで大縄飛び。
その後は、ソフトバレーボールを使って「ネームパス」。相手の名前を呼んでからパスをします。
お次は2人組でフライングディスク。練習してから的をめがけて投げ合う「コントロール選手権」、
飛距離を競う「飛距離選手権」。最長40メートルの記録が出ました!
最後は「スッキリサッカー」。ばんばんと強烈なシュートをゴールポストに打ち込んで、日頃のストレス(?)を発散しました。

自分で選ぶ活動では、バドミントンやバスケットボールに加えてスラスタースケボー、インラインスケート、卓球などなど
初めての種目に挑戦する人もあり、大いに体を動かして汗をかきました。

体を動かすことの気持ちよさを実感する時間となりました。

(書き手:まっちぃ)


 
自分で選んで、自分で決める!
10月30日(水)曇り
自分で作ろう(製作・文化活動)


今日は、自分で決めて作りたいものを作る日です。
1日体験や1日入所の子たちも合わせると15人という大人数になりました。

自分の好きなキャラクターを選んでプラ板を作る人、
模型飛行機に挑戦する人、
ストーンペインティングをする人、
毛筆で文字を書く人、
七宝焼きをする人、、、、、

何を選ぶかは人ぞれぞれですが、大切なのは自分で選んで自分で決めること。
そして没頭する時間を過ごすこと。

それぞれが楽しんで活動できていたら、それが素晴らしいことです。
素敵な時間を過ごせたことは、作品たちが物語っています。

(書き手:まっちぃ)
北近畿で唯一の動物園
10月29日(火)午後 天気:曇り
「地域と交流しよう」 福知山市動物園



やまびこの郷がある朝来市のお隣とはいえ、
今日は兵庫県を飛び出して京都府福知山市まで行ってきました。

とくに子どもたちに人気があったのは、オウムの「ピーちゃん」。
それもそのはず、福知山市動物園の人気ナンバーワンを決める一般投票「第1回動物総選挙」で
全動物36種類の中から見事1位に選ばれたのが、ピーちゃんだったのです!

ピーちゃんのケージの前には常に何人かが集まっていて、楽しそうに一緒にダンシングしたり
声まねをしたりと大盛りあがりでした。

他にも、ヤギ・ウサギとのふれあい広場もあって
動物たちと交流するという貴重な体験を存分に楽しんできました。

やまびこの郷に帰ってきてからも、所内の所々でピーちゃんの鳴き声(の声まね)が聞こえ、
間違えて一緒に連れて帰ってきたのではないかと疑ってしまいました。
(書き手 ガックン)
あったか料理で心もほっこり
10月29日(火)雨
料理を作ろう(手作りギョーザ、さつまいものシャーマンポテト)


今日の料理担当は、まっちぃとぼーちゃん。
人数の多い今日の料理では、ギョーザの皮から手作りします。
全部で25人前です。

ギョーザの皮担当、ギョーザの具材担当、ジャーマンポテト担当と、3つに分かれて活動開始です。
皮は、計った小麦粉にぬるま湯を少しずつ加えながら耳たぶくらいの硬さになるまでよくこねていきます。
その後、30分冷蔵庫でねかします。
具材担当は、キャベツの荒みじん切り。一方で豚肉の細切れをたたいて荒いミンチ状にしていくのですが、これがなかなか大変な作業でした。
ジャーマンポテトの方は、やまびこ産のサツマイモを洗って一口大に切ったり、ウインナーを斜めに切ったり。
そして、タマネギを切って、お決まりの「目が痛い~」
ジャーマンポテトは、バターでタマネギや固ゆでにしたイモ、ウインナーを炒めるので、とても香ばしいいい香りが部屋中に広がりました。

そうこうしているうちに皮作りの時間です。
棒状に伸ばしたタネを1センチごとに切って、麺棒でまあるく伸ばしていきます。
何枚か作ると、コツをつかんで、みんなコロコロと麺棒を動かしては薄くて丸い皮をどんどん作っていきます。
できた皮に具材を包んで、125個作ったギョーザをホットプレートで焼きました。
ギョーザの形のものもあれば、一見シューマイのように丸いもの、上をとがらせたもの、とバラエティに富んだ形のギョーザが焼き上がりました。

皮から作ったギョーザはとっても美味しくて、みんなほとんど残さず食べてくれました。
ジャーマンポテトも、サツマイモの甘みがあって「美味しい~~」

みんなで協力して作った料理に、心がほっこりあったまりました。
ごちそうさまでした。

(書き手:まっちぃ)


 
秋の深まりを感じます
10月28日(月)晴れ
出会いの集い、お互いを知ろう


週明けて、秋晴れのさわやかな空が広がる但馬やまびこの郷に子どもたちの声が響いています。
今週は、姫路の適応指導教室から6人、それ以外で5人、合わせて11人の子どもたちが来てくれました。

『出会いの集い』は、何度か来ている子どもたちも緊張しますので、ここはやまびこスタッフの腕の見せどころ。
自己紹介(自己開示)で緊張をほぐします。

まっちぃは、スポーツの秋話題。ただし、いつもの毛むくじゃらな家族(トイプードル)の話です。
ラグビーワールドカップ、日本対南アフリカの試合を応援しようと購入したワンコ用のラグビーユニフォームが、試合後に届いてしまいました。
でも、まだ決勝が残っているので、ワンコにユニフォームを着せて、応援するつもりです。

こんちゃんは、先週大勢の人の前で話をすることがあったのですが、帰りの車の中でズボンの中が痛くて困ったそうです。
他のスタッフには言えないし、我慢して帰ってからズボンを脱ぐと……
なんということでしょう!胸ポケットに入れていたはずのボールペンが下着の中から出てきてしまいました。
この痛みは病気じゃなくてよかった~、とホッとしたそうです。

その後は初お泊まりの人が多いので4泊5日過ごす場所の案内をし、こんちゃんの楽しいトークを交えて仲良くなるゲームをして少しずつ緊張をほぐしていきました。

適応指導教室から来ている子どもたち同士も、寝食を共にすることできっと新しい発見があると思います。
今まで知らなかった仲間の新しい面を知って、さらに仲良くなってほしいです。
また、適応指導教室以外からも来ていますので、活動を通してかかわる中でいろいろな人と仲良くなってほしいです。
その中で、きっと新しい自分を発見することもできるはず。
11人みんなが今まで知らなかった自分のことを知る、そんな週になることを願っています。

(書き手:まっちぃ)