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2019年4月~2020年3月
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第25週が始まりました

第25週が終わりました
11月29日(金)曇り
活動の振り返り、清掃活動、お別れ会


最終日は女の子2人。
今週は、少ない人数なりにとても充実した週となったようです。
久しぶりのAちゃんは、
「本当に久しぶりだったので、他の子と仲良くできるのか、コミュニケーションがとれるのか、そして会話のキャッチボールができるか不安でした。でも、Mちゃんと初めて会って、やまびこタイムで仲良くなれたので、来てよかったと思いました。また、木曜日には、木の殿堂でコマ作りというめったにできない体験ができました。また来たいと思いました」
と、しっかり感想を述べてくれました。
また、今回2回目のMちゃんも、全ての活動が楽しかったという感想をもってくれたようで、本当によかったです。

3人の子どもたちとメンタルフレンドのもっちゃん、そしてスタッフとで、時には兄弟姉妹のように、時には家族のように過ごした4泊5日。
全く同じメンバーで過ごすことはないけれど、この第25週がとても素敵な週になったことは間違いありません。
また、来て下さい。その時に出会う人と、その時にしかできない体験をしに。

(書き手:まっちぃ)


 
やろうと思えば何でもできる
11月28日(木) 雨時々くもり
「遠くへ出かけよう」 植村直己冒険館、木の殿堂



今日は朝からあいにくの天気だったので神鍋溶岩流散策を中止して、植村直己冒険館に出かけました。

豊岡市日高町出身で世界的な冒険家、植村直己さんの偉業と“人となり”について、
施設の職員さんに丁寧に説明していただきました。

『いいかい、君たちはやろうと思えば何でもできる』
『できる、できないはともかく挑戦することが大切』
植村さんの言葉に、夢や目標にチャレンジする元気をもらえた気がします。

2020年1月5日から2021年4月初旬(予定)まで、リニューアル工事のため休館するとのこと。
休館前に訪れることができ、有意義な時間を過ごすことができました。

但馬ドームでの昼食休憩をはさんで木の殿堂に移動。
木の殿堂では、コマやカスタネットの絵付け&製作をしました。

みんなが思い思いの作品作りに没頭して、しばしの静寂。
全員でお互いの作品を鑑賞し、記念撮影♪

目に映るもの全てが新鮮で、新しかった最高の1日でした。
(書き手 ガックン)
体を動かすって、気持ちいい!!
11月27日(水)曇り
自分で選ぼう(スポーツ活動)


虹の館から歓声が上がっています。
スポーツ活動の様子をのぞきに行くと、ちょうど大きな輪の的に向かってフライングディスクやドッジビーを投げているところでした。
少しずつ的までの距離を伸ばしていくのですが、わたしが見た時にはずいぶん遠くから狙って投げていました。

今日は、1日体験や1日入所の子どもたちがたくさん来てくれて、にぎやかです。
担当の一休ちゃんが
「次はしっぽとり鬼ごっこをしまーす」
と、しっぽの代わりにお尻につけるゼッケンを1人1人に手渡しています。
しっぽとりのあとは、みんなでドッジビー。
コート内を所狭しと動き回ります。

休憩をはさんで、自分がやりたい種目を選びます。
ノリノリのダンスナンバーに合わせて、思い思いに体を動かす人、
ボルダリングやバブルサッカー、
バドミントン、ストラックアウト、縄跳び、、、。

みんなでするチーム戦も楽しいし、
自分のしたいことができる時間も楽しい。
体を動かすことが楽しい、と思ってくれたらいいな。

(書き手:まっちぃ)


 
集中、、、没頭、、、の時間
11月27日(水)晴れのち曇り
自分で選ぼう(製作・文化活動)


「今日は、みんなとっても集中して、シーンとした時間が長かったです」
と、担当のこんちゃんが胸を張って話してくれました。
その言葉どおり、素敵な作品たちが並んでいます。

定番のプラ板に混じって、時間のかかるかご編みにチャレンジした子もいます。
そして???
謎の物体がひとつ。
これを作った子に
「これは、なあに?」
と尋ねると、
「和紙球体菩薩(わしきゅうたいぼさつ)です」
とにこやかな笑顔で返ってきました。
新聞紙と和紙を風船に貼り付けたそうです。
ご加護がありそうです。

なにはともあれ、作りたいものを作る、
作ることに没頭する時間となったようです。

(書き手:まっちぃ)


 
世界に1つだけの、、、
11月26日(火)曇り
地域と交流しよう(キャンドル作り体験、フォトラリー)


午後からは、豊岡から講師の先生をお招きして、世界に1つだけのキャンドル作り体験をしました。
やまびこの郷では、スタッフも子どもたちもみんなニックネームで呼び合うという話をしていたからか…
「『なっちゃん』と呼んで下さいね」
とおっしゃられました。

さて、材料の準備から子どもたちに手伝ってもらった後は、なっちゃんにキャンドルの作り方について説明をしていただきます。
材料のキューブからご自分で手作りされているとのこと。
この色とりどりのキューブを見て
「かわいい~」
とみんなが歓声を上げました。
その時の気温や湿度、気持ちによって異なる色のキューブができあがるのだそうです。

好きな型を2つ選んで、好みのキューブを混ぜて入れていきます。
このときのコツは、他の人よりいいのを作ろう!と思わないことだそうです。
自分で、この色と決め、ちょっと迷ったときには型を持って優しくシャッフルするのですって。

型に思い思いの色キューブを入れて、そこへ溶かした蝋を流し込みます。
このキューブ選び、実はスタッフのガックンが一番没頭していましたよ。
蝋が固まったら、これまた優しく取り出しますが、型から現れた世界に1つだけのキャンドルに
「わあ~」「きれい」「すご~い」「美味しそう!」
見せ合ったあとは、芯を入れて完成です。
素敵な時間を過ごさせていただきました。

一休みしてからは、やまびこの郷バージョンフォトラリーです。
こんちゃんがあらかじめ撮影しておいた場所の写真と同じ場所を見つけていきます。
初めてお泊まりしている子と1日体験の子のペアはちょっぴり苦戦したようですが、こんなところがあるんだ~って分かってもらう機会になったかな。

初めてのプログラム、みんなに楽しんでもらえたようです。
講師のなっちゃん、大変お世話になりました。素敵な時間をありがとうございました。

(書き手:まっちぃ)







 
秋を味わおう!
11月26日(火)曇り
料理を作ろう(煮込みハンバーグ、スイートポテト)


今日は、宿泊の3人と1日体験が2人。
少ない人数ながら、16人分を作ります。
担当のきゃすりんは、少ない人数でいかに効率よく作るか、なっぴーと相談しています。

1日体験の子を迎えに行く前に料理の進行具合を見に行くと、サツマイモの皮をむいて鍋でゆでる準備をしています。
さて、帰ってきたらどこまで進んでいるかな、、、

駅からもどって、廊下を歩くととってもいい匂いが料理をしているへやから漏れてきます。
ドアを開けると「ジュージュー」とお肉の焼けるいい匂い。
ボリューミーなハンバーグを焼いているところでした。
スイートポテトは成形したイモをアルミホイルにのせて、卵黄を塗っています。
焼く、一歩手前まできていました。

あとは、煮込み用のソース作り。
ぼーちゃんがキノコをほぐし、メンタルフレンドのもっちゃんがタマネギの皮をむいてみんなで刻みます。

その次見に行った時には、ハンバーグがソースの中へ次々に投入され、
デミグラスソースのとてもよい香りに包まれていました。
最後、ハンバーグの中心温度が95度になったのを確かめて、完成!!

少ない人数でしたが、協力し合ってすすめることができました。
お味はもちろん「美味しい~!!」
大満足!ごちそうさまでした。

(書き手:まっちぃ)
 
雨に濡れた紅葉美しい但馬やまびこの郷です
11月25日(月)雨
出会いの集い、お互いを知ろう


休日の晴れとはうって変わって、雨降りの週明けとなりました。
雨に濡れたモミジの葉の赤がより際だって、美しいやまびこの郷です。

今週は、3名でのスタートです。
うち、2名は小学生。ちょっぴり緊張している子どもたちをほぐすのがスタッフ!
と、いうわけで、、、

田舎ならではのお話。

まっちぃは、シカにまつわる、あるある話。
その1。車で走っていると、シカ柵をめぐらせた畑のその中を、シカが我が物顔に走り回っていてびっくり!!
その2。夜の河原にはイルミネーション?と見間違える光がたくさんキラキラ!!なんとキラキラは、ヘッドライトに照らされて光る母子シカたちの目でした。
その3。昨日の朝、車を運転していると、目の前にいきなり道路を横切るシカが出現~。急ブレーキを踏んだ車の後部をまたまたシカがぴょんぴょん横切るではありませんか。車にぶつかってくるのではないかと肝が冷える体験でした。車の前後に他の車がいなくてよかった~と胸をなでおろしました。

ととろの好きなとろろんも、同じくシカ話題。
実家の畑は、今、作物を作っていないので、シカはとろろんの家の畑にめぐらした柵の中に入って食べ放題を満喫しているとか。
昔は、朝に畑に行くと、柵に角を引っかけたシカがもがいていたり、季節になると道ばたにシカの角がごろんと落ちていたりすることがあったのですって。
また、夜運転していると、目の前に大きな白いハートが見え、慌てて急ブレーキ。なんと、シカのお尻でした。コツンとシカのお尻に車があたったそうで、シカは「なあに?」とばかりに振り返った後、山の中に消えていったそうです。

やまびこの郷も自然豊かで、もしかしたら宿泊中にシカを見かけることがあるかもしれません。
畑の外の遊歩道にはモグラが走った後が残っていますし、イタチの落とし物を見ることもあります。
豊かな自然の中で、楽しい体験をたくさんして欲しいです。

(書き手:まっちぃ)